子供の頃、スーパーに行く時は
お母さんの自転車の後ろに乗ってました。
これが高くて、よじ登るのが大変でした。
お母さんが必死に自転車を押さえて
倒れないようにしてました。
必死さがこっちにも伝わってきて
意地悪して、ちょっと揺らしちゃったり
してました。
性格は悪いもんで。
ある日・・・
スーパーの入り口にある
アイスのコーナーで
アイスを買ってもらいました。
コーンに乗せる丸いタイプのやつ。
自転車によじ登った瞬間・・・
アイスが落ちた。
頭のとこだけ。
一瞬固まった後・・・泣いた。
頭のとこが食べたいんだから、そりゃ泣くよ。
『もう1回買ってきて良いよ。』
そう言われて、買いに行ったら
店員さんが覚えててくれて
アイスを無料でくれました。
で・・・
走って、お店を出ようとしたら転んだ。
目の前にアイスらしき物が転がっていた。
店員さんが、駆け寄ってくれて
また、アイスをくれました。
優しいなぁ・・・・
この話、すごく小さい時だったと思うけど
鮮明に覚えてるんだよね。
それくらい、印象深かったんだと思う。
では・・・
本題です。
今日のお昼休み、コンビニでお弁当を買って
会社に戻る途中・・・
ヤクルトのお姉さんが会社の前にいました。
いろんな種類があって、定番のヤクルトはもちろん
全部、懐かしくって好きです。
そんで・・・
部長が奢ってくれるというので
みんな好きなのを選びました。
お金だけ払い、部長は先に戻りました。
私たちは、買ってもらったヤクルトを抱えて
戻ろうとしたら・・・
部長のヤクルト落としちゃった。
部長が選んだヤクルトは
普通のより大きくて
太ったヤクルトでした。
だからなのか、落とした衝撃で
ビシャーと飛び散りました。
中身が出ちゃった。
救えそうなヤクルトは1本もなかった・・・
とりあえず、弁償しようと思って
買おうとしたけど
最後の1パックでした。
これ・・・やっべえぞ。
奢ってもらった挙句、部長のだけ落とすという暴挙。
腹をくくるしかねぇ。
そう思い、会社に戻りました。
部長を探すも見当たらず・・・
席を外してました。
お昼ごはんを食べながら、
私の買ってもらったソフールヨーグルトをあげよう。
ぶつぶつ・・・考えていたら。
会社にさっきのヤクルトのお姉さんが来て・・・
『1パックありました。』
わざわざ、取りに戻ってくれたんです。
しかも、お金は大丈夫って・・・
まじ天使。
そんな事がありました。
ふと、アイスの事を思い出しました。
アイスの事件といい、ヤクルト事件といい
みんな優しいなぁ。
この前、単にブログをサボっただけなのに・・
心配してくれる人がいて
応援してくれる人もいて
マジで嬉しかったです。
優しいなぁ。
しみじみ・・・思いました。
この世界、まだまだ捨てたもんじゃねぇ。
なー
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