先週の土曜日、
親戚のお姉さんに会いに行きました。
20年ぶりでした。
女性は特に結婚して子供を産んで
親元を離れると、会う機会が減ります。
子供の頃とは違う。
久しぶりに会った感想は
変わらずに優しかったです。
自分の事より、相手を思いやる優しい人でした。
私の憧れる女性。
その翌日、
お姉さんは亡くなりました。
急すぎる展開で心が追いつきませんでした。
まだ50歳でした。
去年の10月に癌が発覚してから、
たった５ヶ月しか生きられませんでした。
タバコも吸わない。
お酒も飲まない。
健康に気を遣っている人が・・・
癌になる。
すごく切なくて、悲しかったです。
亡くなった日、私も駆けつけました。
最期には、間に合わなかったけど
会いたかった。
もっと会いに行っていたら良かった。
親戚が集まって、みんなで泣きました。
何も出来なかった事でモヤモヤしました。
みんなで集まってお茶を飲んでました。
そんな時・・・
お姉さんのお父さん(じいちゃん）が
お姉さんの娘の部屋から
ふわふわのジェラピケを持って
（タオル地のパジャマ）
これいいね。すごーく暖かそう。欲しいな。
と言いました。
めちゃめちゃ可愛いジェラピケを
じいちゃんが！！！？
ちょっとびっくりしたけど・・・
お姉さんの娘は
それ、ママと最後の買い物の時に買ったやつなの。
思い出の品だから・・・
持って帰ってもいいけど、次に来る時に
持ってきてね。
えぇっ！！！
お母さんとの思い出のやつなのに
貸してくれるんだ。
私が同じくらいの歳だった頃は
着られるのも嫌だったと思う。
お姉さんに似て、優しい子に育ったんだね。
このやり取り、少しほっこりしました。
じいちゃんとジェラピケ・・・うける。
帰り道・・・
桜のような木と空を撮った。
お姉さんの娘は、
私の憧れる女性になりそうです。
人が死ぬと言う事は、
新しくスタートするという事なのかもしれない。
