今日は、お仕事初日。
思っていたよりも大丈夫でした。
朝も起きれたし。
いつものように仕事をしていると
先輩が年始の挨拶の電話をしてました。
『明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。』
『えっ！！！ゴルフ良いっすね。
はい、是非是非お願いします。』
電話を切った後・・・
『だり～』
と言ってました。
大体、察するけど・・・
ゴルフに誘われたけど、行きたくないんだろうな。
私はこれが嫌いです。
馬鹿正直に生きろとは言わないけれど
感情が180度違うのは違う気がする。
以前、会長が社員にお土産を買ってきた事が
あったんですけど
専務に呼ばれて、
『会長からお菓子もらったから
食べてみて・・・』
と言われました。
初めて見るお菓子でした。
食べ終わって、感想を聞かれました。
会長も目の前に居たんですけど
私は・・・
『普通でした。』って言いました。
そしたら、専務が大笑いして
『普通なら、美味しいです。で良くない？』
いやいや・・・
不味かったんだよ。
もう、食べたくないくらいに。
だから精一杯のお世辞でした。
下手にお世辞言って、もっと食べなよ～ってなったら
嫌だし。
よく言えば、正直者なのかもしれないけど
これさぁ・・・
人を傷つけるよね？
実家に帰った時も似たような事がありました。
テーブルいっぱいに料理が並び
全力でウエルカムな雰囲気・・・
私は食べてすぐに帰ろうとしてました。
『なんか、落ち着かないから・・・
早めに帰りたい。』
そんな風に話してました。
お父さんが還暦のお祝いの時も
家族で旅行に行こうってなって
私は・・・
『行きたくない。』って言ってました。
お姉ちゃんは『そらが行きたくないなら
無理して行かなくていいよ。』
って言ってくれたけど
お母さんに『お父さんがかわいそう・・・』
と言われ、結局行くことにしました。
行ったら、行ったで楽しかったんですけどね。
甥っ子とゲームしたり、プールで遊んだり。
普段、絡めないし。
何が言いたいかと言うと・・・
私は近い存在の人には、特に正直でいたかった。
でもね・・・
本当はお世辞じゃなくて、優しさを持って
対応するべきだったなぁって思うんだ。
良かれと思ってやってくれた事や
自分を好いてくれている人達に
思いやりを持って対応する。
思っている事をそのまま言う事は
ある意味、自己満足の世界で
相手にしたら、嫌な気持ちになる。
親しいからこそ、大事にしてあげたい。
もちろん、違うと思った事は言って良いと思う。
同じ事を伝えるとしても
言葉を選べば良かったんだな・・・
そう思いました。
例えば、実家に帰った時に早く帰りたい時は
『引っ越しの片づけがあるから、今日は早めに帰るね。』
還暦のお父さんとの旅行は
『仕事が休めないかもしれないから
行けないかもしれない。』
会長のお土産に関しては・・・
『今まで食べた事ない味でした。』
上手く言えないから、近い存在の人に
言い方が直球になりがちです。
家族だもん、言いたい事を言っても大丈夫！！
そんな風に思っていたのかもしれない。
でも自分が逆の立場だったら・・・
嫌だなぁ。
せっかく、ごはんをいっぱい作ったのに・・
喜ぶと思ったのに・・・
そう思う。
冒頭の先輩のゴルフの話は
裏の顔を見ちゃったから、嫌だったけど
最後の発言をしなければ良かったよね。
しらんけど。
まぁ・・・
強い言葉は多い。
例えば、嫌いを苦手にするだけで、まるくなる。
お世辞を推奨してるのではなく
思いやりのある言葉を選ぼうと思いました。
これぞ、こどもにはできない
大人のたしなみ。
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